排気量ヒストリーについて

バイクのアップ

Harley-Davidsonは1903年に創業したときから、大排気量空冷エンジンに力を入れてきています。
エンジンヒストリーの最初は空冷OHVやV型ツインエンジンです。
独特の鼓動やフィーリングは今でもファンが多いエンジンでもありますが、キャブレター式は山岳地帯や冬季のエンジン始動が難しいこともあり、ドライバーは苦労させらたことも多い様です。
その後、フィーリングを残したまま、1999年にエボリューションモデルが発表されます。この際、1340CCから1450CCへと大排気量化されていき、最終的には1584CCまでボアアップさせています。

Harley-Davidsonのエンジンヒストリー上もっとも大きな変化は2001年のインジェクション化です。
エンジンの排気量アップに伴って問題となったのが排ガス規制です。排ガス規制対策としてそれまでの酸化触媒から三元触媒に変更されるなど、排ガス規制にも順次対応してきています。
Harley-Davidsonのエンジンはその後、水冷DOHCツインエンジン、レボリューションエンジンも開発されています。

エンジンの大型化に合わせてトランスミッションと変速機にも力を入れてきており、最新式のHarley-Davidsonでは6速ミッションを搭載し、大型ディスクブレーキとともに大型エンジンに対応して言います。
乗る場所を選ぶと言われたバイクですが、さまざまな最新技術と経験を生かしてどこでも乗れるバイクへと進化してきています。