Harley-Davidsonのヒストリー

ハーレー

Harley-Davidsonのヒストリーの解説をするには、おおよそ100年ほど前までさかのぼることができます。
Harley-Davidsonのヒストリーは、1903年にアメリカのミルウォーキーで四人で造られました。当初は、納屋を利用して開発をしている程度の規模で行われています。
初めはある兄弟が自転車用バイクエンジンの開発をしていましたが、後にその他の兄弟も加わり第一号機が完成しました。Harley-Davidson初代社長には、開発した兄弟の長男が就任しています。

パイソン

バイク

この第一号機は、日用品を使用した手作りの部品が多く使用されて例えばキャブレターは手に入りやすいトマトの缶詰の空き缶を利用して造られました。
当初は50台程度を生産している会社でしたが、翌年には200台近くまで生産を行う会社になります。その後、1907年にこの会社は、代名詞ともいえるVツインエンジンを発明しました。
1911年には、大型エンジンの開発にも成功し1000CCのエンジンが登場します。レースに参加するこのバイクのオーナも増加し人気が定着し始めます。

1914には、当時流行し始めたサイドカーこのメーカーも造るようになります。また、1917のレースでは、7位以内に6台が入賞するなどの実績をだしています。
1929年に入ると、フラットヘッドエンジンを使用したモデルを販売するようになりました。このモデルは、1974年になるまで製造および販売されています。

パーツヒストリーについて

Harley-Davidsonといえば、大排気量空冷OHVやV型エンジンが特徴のメーカーです。
Harley-Davidsonは1903年の創業時から一貫してエンジンには力を入れているメーカーです。空冷OHVやV型エンジンは独特の音とフィーリングがあり、ファンにはたまらない良さがあると言われています。
現行機種ではインジェクション型となっていますが、フィーリングや音については旧型に似せて作られています。

バイカー

Harley-Davidsonはパーツメーカーにも愛されてきたヒストリーがあります。Harley-Davidsonのヒストリーで欠かせないのがサードパーティーのパーツです。
ハーレー パーツ はこちら
アメリカで唯一のオートバイメーカーでもあったこともあり人気はいまでもあります。しかし、アメリカのハイウエイを走れれば良いという作りなこともあり、主に山間地や冬季の使用が難しいとも言われてます。

また、各パーツの精度があまりよくないこともあり、ドライバーの中にはHarley-Davidsonを運転する際には予備部品や修理道具は持って走る方も少ないく内容です。
しかし、独特の形状、フィーリングは部品メーカーにとってチャンスであり、さまざまな部品が提供されていますが、他のオートバイとは違い、ボルト一本から用意されていることが多いのがHarley-Davidsonの特徴でもあります。

ヘルメットヒストリーについて

ヘルメット

Harley-Davidsonは独特のエンジンフィーリングと洗練されたスタイルが人気のオートバイメーカーです。
アメリカなどのハイウエイをただひたすら走ることに特化しているバイクでもあり、乗るだけではなく、ファッションも求められるバイクの一台です。
Harley-Davidsonのファッションといえばヘルメットが欠かせません。

Harley-Davidsonは軍用のヘルメットのようなハーフタイプが一般的ですが、3/4やシールド型も人気があります。
ヒストリーとしてはも3/4型やハーフタイプが一般的ですが、軍用オートバイに採用されることも多かったことからハーフ型が多くなっています。
また、ファッションとして利用する方も多かったことから、さまざまなペインティングが行われる事が多く、Harley-Davidsonのバイク、つなぎ、と合わせたペインティングが行われることが多いようです。
ヘルメットヒストリーでは時に面白いものが登場しますが、中でも人間の骸骨に似せたペインティングもあるようです。

形状としてはハーフが多いですが、実用性を考えて、シールドを搭載するタイプも多いようです。
他のオートバイではフルフェイス型が多いですが、Harley-Davidsonの場合はフルフェイスは少ないです。
これは、Harley-Davidsonのファッションとしてサングラスが使われることが多く、サングラスも見せたいというドライバーが多いことからもいえます。
自動大型二輪車

 

ハーレーの車体情報の確認方法

ハーレー

自分の乗っているハーレーの車体情報を確認する方法として、バイクに付けられている18ケタの番号から照らし合わせる方法があります。これによってどこの国で作られたか、どの工場で作られたかなどといった細かな情報を確認することができます。

まず、1ケタ目の番号は1か5のみであり、1ならばアメリカで製造されて、5ならばアメリカ以外の国で製造されていることを表します。2、3ケタ目は共通でHとDが記されており、このバイクはハーレーだということを示しています。
4ケタ目は1,4,8のみの数字で排気量を表しており、1は901cc以上、4は351ccから900cc、8はサイドカーだということを表しています。5、6、7、8ケタ目はどのモデルかということをアルファベットも含めて表しています。

9ケタ目は警察やその他機関の為に付けられている番号です。数字かもしくはアルファベットのXが記載されています。
10ケタ目はバイクの年式を表しています。数字とアルファベットで記載されています。
11ケタ目はどこの工場で作られたかを表しています。
12ケタ目から18ケタ目はそれぞれのバイクに与えられた独自の番号であり、同じ配列のバイクは他にないオリジナルの番号です。
ツーリング

 

ハーレーの優秀なディーラー

新車や中古のハーレーを購入し、それを自分にあったものにカスタムしたい場合にはまず優秀なディーラーを探すことが大切です。日本にも、全国的にハーレーを専門に扱うディーラーショップが存在します。ここに行けば、現代の流行の車種だけではなく中古車両も入手することができます。

dealer

実際に行ったとしても、必ず購入しなくてはいけないわけではありませんし、下見を行うことなどもできます。優秀なショップだと、自分が気になったハーレーを試乗させてもらうことも可能です。
元々、こうした大型バイクは乗りての身の丈などによって乗り心地が全く異なります。特に、近年は女性の大型バイクに対する需要も増えてきていますので、実際に試乗して運転間隔を確かめてみないと分からないこともあります。そのため、良い店舗では率先してこうした試乗のサービスを提供しているのです。

ただ、ハーレーの中古車に関しては一つだけ注意が必要です。それは、カスタムに関しては専用のカスタムショップの方が品ぞろえが良いことがあることです。確かに、ディーラーショップでも中古を探すのはできますが、これは正規のショップであるため中古によく利用されている純正品ではないものが置いていません。価格面の問題やデザイン性の問題もあって、純正品を利用していないユーザーも数多く存在し、そうした人は別のショップで探した方が良いことがあります。そのため、同じハーレーを販売しているショップでも使い分けることが大切になります。